調停には絶対に出席しないといけないのか
2019.03.29更新
家事調停は、ご本人の出席が原則です。
代理人弁護士をつけようが、本人にも出席いただく必要があります。
特に事情があれば代理人のみの出席で進めることも一応認められてはいます。
しかし、第1回と、結論が出る最後の調停は、本人出席が絶対です。
調停は1回あたり2時間はかかります。
前後の打合せや、裁判所までの行き帰りまで考えれば、その日は一日、調停でつぶれることを覚悟しなければいけません。
調停のたびに、月1回、仕事を休むのは大変です。
それはよく理解できますが、現行の制度上は仕方がありません。
私としても、離婚という事態の重大さを考えれば、やむを得ないと考えています。
この点は諦めるしかないです。
弁護士 小杉 俊介