「調停申立書」が届いたら
2019.01.08更新
ある日突然、妻が子を連れて出て行った。
ほどなく、裁判所から「調停申立書」が届いた。
私のところへ来るご相談で一番多いのは、このパターンです。
調停申立書には、調停期日通知書という書面もついていて、第1回期日を一方的に指定されています。
書面が届いた際の対応は、「弁護士に相談」の一択だと思います。
弁護士の営業トークではないつもりです。
依頼するにせよしないにせよ、相談はするべきです。
調停の具体的な進行。
養育費や財産分与の具体的な落としどころ。
そういった点が頭に入っているか入っていないかで、その後の流れが大きく変わってきます。
調停は、ほっておけば時間がかかります。
1年かかることだって普通にあります。
最初に相談しておくだけで、その期間がぐっと短縮できる可能性だってあります。
まずは相談。
その後のことは、相談の後に考えても遅くありません。
弁護士 小杉 俊介