離婚について弁護士に依頼する最大のメリット
2019.02.28更新
離婚する際、弁護士に依頼することのメリットは何でしょうか。
財産分与は、事情に関わらず2分の1です。
養育費は計算式に従って計算されます。
親権や面会交流は当事者間で争うようなものではありません。
要は、弁護士に依頼しようがしまいが、きちんと対応すれば結論はそう変わらないのです。
では、弁護士に頼むメリットはないかといえば、私はそう思いません。
弁護士に頼む最大のメリットは、精神面での負担の軽減だと思います。
相手本人や、相手の代理人弁護士と1人で向き合うことの精神的負担は非常に大きいです。
現在の制度を前提とすると、責められる側に回ることが多い男性側ならなおさらです。
代理人として弁護士を挟むことで、その精神的負担を減らすことができます。
手前味噌ではなく、この点は断言できます。
精神的負担が軽減できれば、事務的に話を進め、早期解決に持っていくことにもつながります。
どうしても譲れないポイントがあるなら、その点にエネルギーを注ぐ余裕も生まれます。
なにより、1人で立ち向かうには、離婚の手続きはかなり過酷です。
私への依頼へ誘導しているのではありません。
他の弁護士でも良いと思います。
離婚で争いになった際には、弁護士への依頼を勧めます。
弁護士 小杉 俊介